腰痛の症状や原因とは?痛みを和らげる方法や予防方法を解説
症状から記事を探す
腰痛
腰痛とは?
腰痛には様々な原因が存在し、筋骨格的問題のものや内臓疾患、腰とは関係のない基礎疾患が発端となる腰痛もあります。
重大な病気の関連痛の場合もあるので、鑑別には注意が必要です。
消化器系、泌尿器系、婦人科系、循環器系のほかに、精神的ストレスからくる心因性腰痛もあります。
これらは決して気のせいではなく、身体の痛みとしてはっきりとあらわれます。
大切なのは腰の痛み以外の状態にも目を向け、常日頃から自分の身体の小さな変化にも気を配ってください。
いずれの原因による腰痛であっても、大したことはないと我慢したり、自己判断で放置したりして、悪化してしまう方が多くいらっしゃいます。
早期施術で早期治癒を目指しましょう。
腰痛になってしまう主な原因と
メカニズム
二足歩行の人類にとって宿命ともいえる「腰痛」ですが、歴史をたどると興味深いことがみえてきます。
人間が狩猟民族として生活していた頃は腰痛などなく、農耕民族になってから腰痛と言うものが出現したと言われています。
その理由を考察すると、長時間の中腰や猫背などの姿勢を続けていく中で、腰の筋肉や骨、関節に負担がかかり、加えて運動不足によって身体を支える筋力が低下したことで腰痛が出現するようになったと考えられます。
技術の進歩もあり多くの現代人が便利な生活を享受する中で、ますます運動不足や筋力低下が増えています。
日頃の不良姿勢や運動不足を改善して、生活習慣を正せば、腰痛知らずの健康体が手に入るはずです。
腰痛の痛みと主な症状
「腰痛」とは病名ではなく、腰周囲の痛みやはり、こりなどの症状の総称です。
どのような病態であるかにもよりますが、主な症状としては、屈んだり反ると言った動作や、長時間の同一姿勢によって起こる痛みのほか、神経に問題がある場合、お尻や脚の痛みや痺れ、脱力感などが出現します。
腰痛が慢性化すると無意識のうちに姿勢が崩れていき、本人も自覚がないまま腰をかばうような姿勢や不自然な動作をするようになり、腰だけでなく、足先の冷えやむくみ、肩こりや偏頭痛に波及するケースも少なくありません。
腰はその漢字が表すように身体の要です。
強い痛みに進行する前に早めに対処することが、早期の症状改善に繋がります。
腰痛の対処法と注意点
強い痛みがある場合は楽な体勢でアイシングをしてください。
多少動けるようであれば、無理のない範囲でストレッチや軽めの運動をすると症状の寛解が期待できます。
ただし、筋肉や関節の損傷ではなく、消化器系、泌尿器系、婦人科系などの内科的な問題から腰痛が出現している場合は注意が必要です。
じっとしていても痛い、眠れないほどの痛み、微熱や食欲不振と言った不調を併発している状態であれば、自己判断はせず、すみやかに専門機関へ行くことをおすすめします。
いずれの腰痛も安静にしていれば多少の改善はみられるかもしれませんが、根本からの改善とはなりませんので、身体の声に真摯に耳を傾けて、対処に取り組んでみましょう。
腰痛の施術法、即効性のある対処法
今お悩みの痛みを早く改善したい方におすすめなのが、当院の鍼による施術です。
「怖い」「痛そう」と言うイメージが強く、なかなか一歩が踏み出せない方もいる鍼ですが、手技では届かない深層の筋肉にまで直接届く唯一の施術法です。
高い即効性が期待でき、早く治したい方、続けての来院が難しい方に適しています。
注射針を連想して敬遠される方もいますが、当院で使用している鍼は髪の毛ほどの極細いもので、刺された際に痛みを感じにくいことが特徴です。
また、鍼による施術は損傷した組織の修復を促すだけでなく、身体のバランスを整え、自身が本来持っている自然治癒力を最大限引き出すという鍼特有の効果も期待できます。
整体が向いている腰痛
「慢性的な腰痛」「定期的に痛くなる腰痛」「疲れが溜まると腰にくる」などは、日頃の姿勢や日常の生活動作が痛みの主な要因だと考えられます。
そうした方には、身体のゆがみを矯正する整体が向いています。
当院の整体は姿勢分析を行った上で、正しい姿勢へと整えていきます。
また、身体の姿勢を支えているのは、深層にあるインナーマッスルです。
姿勢が悪い方はインナーマッスルが正常に機能せず、表層にあるアウターマッスルに負担をかけて筋緊張を起こしています。
当院の施術でストレスを溜め込んだアウターマッスルを緩め、インナーマッスルを活性化します。
バランスを欠いた骨格を矯正して、ケガに強く美しい姿勢を取り戻しましょう。
腰痛に関するQ&A
Q. 腰痛によく効くストレッチ方法は何ですか?
A. 緊張した筋肉をほぐすストレッチが有効的です。
筋肉の緊張が和らぎ、可動域が広がり、腰椎への負担を軽減できます。
「腸腰筋のストレッチ」や「脊柱起立筋のストレッチ」がおすすめです。
Q. 腰痛の原因は何ですか?
A. 腰痛の原因は様々ですが、最も一般的な原因としては、筋肉や靭帯の緊張、椎間板ヘルニア・坐骨神経痛・脊柱管狭窄症などが考えられます。
まず、身体の状態を確認し、根本原因を見極め、症状改善を図りますので、ぜひ一度ご来院ください。
Q. 腰痛になったのですがお風呂は入れますか?
A. 38~40度のぬるめのお湯をいれ、みぞおちぐらいまで浸かるようにしましょう。
おすすめの入浴時間は、20~30分程度です。
Q. 腰痛の改善には腹筋を鍛えればいいと聞いたのですが、本当ですか?
A. 改善の効果は期待できます。
腹筋が低下することで、姿勢不良になり、腰痛の原因になりえることがあります。
腹筋を鍛えることで、正しい姿勢になり、脊柱や関節への負荷を均等に分散し、腰部の安定性を向上させることができます。
Q. ぎっくり腰を再発しないためにはどのようなことに気をつけて生活すればよいですか?
A. 「座り続ける時間を減らす」「お風呂で身体を温める」「普段から運動を行う」を意識して生活しましょう。
Q. 腰痛の施術を受けるときどのような服装で行けばよいですか?
A. 動きやすい服装でお越しいただければと思います。